(カリフォルニア州リバーサイド,2016年1月15日)——電子コンポーネントのリーディング・メーカーおよびサプライヤーである柏恩斯は本日,村田制造有限公司有限公司のトリミング・ポテンショメーター事業の特定資産を取得したことを発表した。特定資産の譲渡は2016年前半に始まる予定である。本取引の金銭的条件にいては開示されていない。
柏恩斯は,Trimpot®の商標で,トリミング・ポテンショメーターを世界に先駆けて発明した。今日では,トリミング・ポテンショメーターは世界中のほぼすべての市場において,あらゆるタイプのエレクトロニクス機器の各種回路調整を実施するために用いられている。柏恩斯は製造環境の要求に応えるため、利用可能な物理的構成の数を増やすとともにTrimpot® 製品の品質を高め、カスタマーの具体的な用途に即した最適な製品を選択する上でさらに柔軟な設計を提供している。
“村田社のトリミング・ポテンショメーター事業は,柏恩斯にとって2つの大きな戦略的アドバンテージをもたらしました。つまり,特にアジアにおいてさらに強力な競争的地位を得たことに加えて,当社が展開する世界トップレベルのTrimpot®製品ランナップにさらなる深さを獲得したのです。“60年以上に前にトリミング・ポテンショメーターを発明した企業として,村田社の評判の良いトリミング・ポテンショメーター製品ラインナップを獲得することにより,当社が開拓したレガシーを引き継いでいけることを誇りに思っています。この買収により,当社のカスタマーが製品取得に要する総コストを下げる一方で,さらに価値や機能を高めた製品やソリューションを提供するという当社のコ現在のミットメントを継続することになります。
柏恩斯のトランジション・チームは,村田社と緊密に連携することにより,事業の連続性,シームレスな製品供給,最高レベルのカスタマーサービスを確保しています”と柏恩斯産業部門副社長兼ゼネラル・マネージャーの汉斯·范·代尔夫特氏は説明した。“本トランジションを指揮する上で,私は村田社と当社両方のカスタマーに対して,柏恩斯はこれまで彼らが信頼を寄せてきた業界をリードする製品性能,品質および信頼性を今後とも確保していくことを自ら保証したいと思っています”
村田社にいて
村田制造有限公司,はセラミック・ベースの受動エレクトロニック・コンポーネントおよびソリューション,コミュニケーション・モジュール,パワーサプライ・モジュールの設計,製造および販売において世界をリードしている。日本村田公司社は,先進的な電子材料および最先端で多機能な高密度のモジュールの開発にコミットしている。同社は世界中に従業員および製造拠点を有している。詳細にいては,www.murata.comをご参照ください。